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COLUMN

― コラム ―

希少な歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を導入した精密治療とは

皆さん、こんにちは。
京王線「国領駅」から徒歩3分の【かがわ歯科医院】です。

国内での普及率は10%ほどと、限られた歯科でしか使われていないマイクロスコープ

当院では、そんなマイクロスコープを導入し、精密な治療を心がけています。
マイクロスコープとはどのようなものなのか、またどのように使われるのかをお話しします。

 
 

マイクロスコープってなに?

マイクロスコープは、肉眼で得られる視野を最大20倍まで拡大できる、歯科用顕微鏡です。

肉眼では見えない歯の根の内部も、しっかり確認しながら治療を進めることができます。

また、肉眼では気づけないくらいの細かなズレもわかりやすくなるので、治療の成功率が上がりやすいともいわれています。また、治療中の動画も撮影できるため口の中でどのようなことが起こっているのかを見ることもできます。

 
 

マイクロスコープなら、精密な治療が可能です

たとえば、むし歯が重症化して歯の根まで感染したときに、歯を残すために神経を取り除く根管治療
根管はとても狭く、複雑に入り組んでいるため、肉眼での確認は難しい部分です。

ですが、マイクロスコープやマイクロスコープ治療専用の器具を使うと、根管の内部を拡大してみることができる上に細い部分まで器具を届かせることができるので感染した神経をきれいに取り除くことができます。

通常の根管治療では59%だった成功率が、マイクロスコープを使用する治療方法で94%に上がった、という報告もあります(※出典:2010 米国歯内治療学会 資料より)。

 
 

精密な治療は、患者さんの歯を残す可能性につながります

「治療をしたのに、また同じところが痛くなってきた……」こんな経験はありませんか?

肉眼で見えない部分の治療は、医師の勘と経験に頼らざるを得ない場合もありました。

マイクロスコープでの精密な治療は、長く歯を残すことにもつながります。

人生は百年次第といわれております。マイクロスコープを使用した精密治療にて、みなさまの健康で楽しい生活を長く続けるお役に立てればと思っております。

 

 


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